スポーツバーでDAZNは違法?個人契約で流すリスクと、堂々と集客できる正規の方法

本記事はプロモーションを含みます。
「スポーツバーで、自分のDAZNを流すのって違法なの?」
結論から言うと、個人で契約したDAZNを、スポーツバーや飲食店でお客さんに見せることは、利用規約で認められていないとされています。まず問題になるのは契約(利用規約)違反で、アカウントの停止や、権利者からの請求を受けるおそれがあります。
お店で流すなら、店舗向けの正規の契約「DAZN for BUSINESS」を使いましょう。正規の契約なら、試合の日に「放映中」と堂々と告知して、集客に使えます。
この記事の結論
- 個人契約のDAZNは個人的・非商業的な利用に限られるとされ、店で流すのは規約に反する
- リスクはアカウント停止、権利者からの請求、お店の信用の低下
- 違法配信(海賊版)の映像を店で流すのは、さらに問題が大きい
- 隠れて流すと告知できず、集客に使えない
- 店で流すならDAZN for BUSINESS(飲食店向けで年172,500円・税別から)
店主入場料を取ってるわけじゃないし、BGM代わりに流すくらいなら大丈夫だよね?



そこが落とし穴です。営業中の店内でお客さんに見せていれば、入場料がなくても「お店のための利用」と見られる可能性が高いんです。
スポーツバーで個人契約のDAZNを流すのはNG
個人向けのDAZNは、利用規約で個人的かつ非商業的な利用に限るとされています。DAZNのヘルプでも、飲食店などの商業施設で使う場合は、店舗向けの「DAZN for BUSINESS」を案内しています。


スポーツバーや飲食店で個人契約のDAZNを流すと、次の2つの点で、この範囲を超えてしまいます。
- 商業的な利用:試合を目当てに来店してもらう、滞在中に飲食してもらうなど、営業のために使っている
- 公衆への上映:家族や友人ではなく、不特定のお客さんに見せている
「入場料なし」「BGM代わり」でも同じ
「観戦料を取っていない」「流しているだけで、見せているつもりはない」という場合でも、営業中の店内で流していれば、商業的な利用と見られる可能性が高いと考えておきましょう。スポーツバーはもちろん、居酒屋やカフェ、美容室の待合でも考え方は同じです。
スポーツの放映権は「見せ方」ごとに売られている
スポーツ中継の権利は、リーグや大会から配信サービスに、「どこで・誰に見せるか」ごとに分けて販売されています。家で見るための権利と、お店でお客さんに見せるための権利は別物です。だからDAZNは、個人向けとは別に、店舗向けのDAZN for BUSINESSを用意しています。
DAZNを店で流すと「違法」になるのか
「違法ですか?」とよく聞かれますが、まず問題になるのは契約(利用規約)違反です。そのうえで、著作権の面でも問題になる可能性があります。
| リスク | 内容 |
|---|---|
| アカウントの停止 | 規約違反として、個人アカウントが停止・解約されるおそれ |
| 権利者からの請求 | 本来払うべき料金などを請求される可能性 |
| お店の信用 | 口コミやSNSで「無許可で流している店」と広まると、評判に響く |
著作権の面でも許諾が必要と考えられる
スポーツ中継の映像は、著作権などの権利で守られています。著作権法では、著作物を公に上映する権利(上映権)は権利者にあるとされていて(第22条の2)、ネット配信の映像を営業としてお客さんに見せるには、権利者の許諾が必要になると考えられます。
個別の事情で判断が変わる部分なので、ここで断定はできません。ただ、「バレなければいい」で続けられるものではない、ということは押さえておきましょう。気になる場合は、弁護士などの専門家に相談してください。
地上波の中継とは扱いが違う
地上波やBSなどの放送を、家庭用のテレビでそのまま映すことは、著作権法第38条第3項の規定により、許諾なく行えると解説されるのが一般的です。一方で、DAZNのようなネット配信は「放送」とは扱いが異なり、まず配信サービスの規約に従う必要があります。


違法配信のDAZN映像を店で流すのは論外
個人契約どころか、違法にアップロードされた映像(海賊版)や、無許可の配信サイトで試合を流すのは、さらに問題が大きくなります。
- 違法にアップロードされた試合の映像を店で流す
- 無許可の配信サイトや、怪しいアプリで試合を映す
- 他人のDAZNアカウントを借りたり、売られているアカウントを使ったりする
権利者の許諾なくアップロードされた映像だと知りながら、営業として店で流すことは、正規の契約よりもずっと大きなリスクを抱えることになります。お店の評判を一度落とすと、取り戻すのは簡単ではありません。
違法配信を見つけたら
違法配信を見つけた場合は、その映像が載っているサービスの報告窓口や、権利者の公式の窓口に知らせるのが基本です。自分で配信元に連絡を取ったりせず、公式の窓口を使いましょう。
スポーツバーでDAZNを無断で流すと、なぜ見つかるのか
「小さな店だから見つからないだろう」と考えるのは危険です。
- SNSやグルメサイトの写真:お客さんが店内のテレビごと写真や動画を投稿する
- 口コミ:「○○戦をやっている店」として話が広まる
- 告知そのもの:集客のために放映予定を出せば、それが証拠になる
そして一番の問題は、隠れて流している限り、告知ができないことです。スポーツを流す目的は集客なのに、「放映中」と宣伝できなければ、新しいお客さんは来てくれません。集客に使うなら、正規の契約にするのが近道です。



たしかに、こっそり流してたら「今夜○○戦やります」ってSNSに書けないもんな……。



そうなんです。正規の契約にすれば、黒板にもSNSにもGoogleマップにも、堂々と書けます。それが一番の集客になりますよ。
スポーツバー以外でも、DAZNを店で流すときの考え方は同じ
個人契約のDAZNを流すのがNGなのは、スポーツバーだけではありません。お客さんに見せる場所なら、業態にかかわらず考え方は同じです。
| 業態 | よくあるケース | 考え方 |
|---|---|---|
| 居酒屋・ダイニングバー | 日本代表戦の日だけテレビで流す | 1日だけでも店のための利用。DAZN for BUSINESSが必要 |
| カフェ | 店内のモニターにサッカーを映しておく | BGM代わりでも、お客さんに見える場所なら同じ |
| 美容室・整骨院 | 待合のテレビでスポーツを流す | 待ち時間のサービスとして見せるなら店のための利用 |
| ホテル・宿泊施設 | ラウンジで宿泊客向けに流す | 申し込みページにもホテルの導入事例がある。条件は問い合わせ |
| カラオケ・ネットカフェ | 個室のテレビで流せるようにする | 業態ごとの条件があるため、公式に問い合わせる |
公開されている料金は「飲食店向け」です。飲食店以外の業種は、DAZN for BUSINESSの公式サイトから条件を問い合わせてください。カラオケでの考え方はDAZNのミラーリングで店に流すのはNG?、ドコモのDAZNについてはドコモのDAZNは店で流せる?にまとめています。
個人契約からDAZN for BUSINESSに切り替える手順
今、個人契約のDAZNを店で流しているなら、次の手順で正規の契約に切り替えましょう。
まずは個人のアカウントで店内に流すのをやめます。
オペレーターからの連絡、契約書類のやりとりを経て、DAZN for BUSINESSのアカウントがメールで届きます。最短1日で利用開始とされています。
店頭の黒板、SNS、Googleマップのお店の情報に「スポーツ観戦できます」と書いて、試合の日の集客に使います。
個人向けのDAZNは、家で見るために残しておいても構いません。店で流すのは、DAZN for BUSINESSのアカウントだけにしておきましょう。
スポーツバーでDAZNを正しく流す方法:DAZN for BUSINESS
スポーツバーや飲食店でDAZNを流すなら、店舗向けの正規プランDAZN for BUSINESSを契約します。
| プラン | 年額(税別) | 税込・月あたり |
|---|---|---|
| 収容20名以下 | 172,500円 | 189,750円 月 約15,800円 |
| 収容21名以上 | 345,000円 | 379,500円 月 約31,600円 |
※DAZN公式ヘルプ(2026年10月6日確認)。税込・月あたりは、税別の金額から10%で計算した参考値です。
設置費用はなし。 自分で設定できるとされています。
テレビは10台まで。 対応デバイス(Fire TV Stickなど)の購入費は別途かかります。
12か月契約が必須。 申し込みから最短1日で利用開始とされています。
法人・個人事業主が申し込める。 個人経営のスポーツバーも対象です。
1日あたりにすると約520円。客単価3,000円の店なら、試合目当てのお客さんが月に8人増えれば元が取れる計算です。くわしくはDAZN法人契約の料金、申し込みの手順はDAZN法人契約の申し込み方法で解説しています。
正規の契約にしたスポーツバーの声
DAZN for BUSINESSの申し込みページには、導入したスポーツバーの声として次のような事例が載っています。
北海道のスポーツバー:コンサドーレ札幌の試合を配信する日は、客数が6〜7割増加
全国チェーンのスポーツバー:アウェイ戦を放送するときは、ホーム戦と比べて10倍の集客
東京都のスポーツバー:サッカー日本代表戦で、コロナの影響後はじめて満席に
導入後のメリットとして「スポーツバーとしての店舗コンセプトが成立した」「グルメサイトでの口コミの評価が上がった」という声も紹介されています。店ごとの事例なので同じ効果が出るとは限りませんが、正規の契約だからこそ、堂々と宣伝して評判につなげられます。


スポーツバーのDAZNでよくある質問
- 個人契約のDAZNを店で流すと、すぐに捕まりますか?
-
刑事事件としてすぐに逮捕されるようなケースは一般的ではないとされますが、規約違反としてアカウントが停止されたり、契約違反や権利侵害を理由に請求を受けたりするおそれがあります。営業として流すなら、正規の契約を使いましょう。
- お客さんがいない時間に、店員だけで見るのは大丈夫ですか?
-
店員が個人として視聴するのは、個人的な利用の範囲と考えられます。ただし、お客さんに見える場所で流したり、集客に使ったりすると、商業的な利用にあたる可能性が高くなります。
- スマホのDAZNを店のテレビにミラーリングするのはどうですか?
-
個人向けの契約でお客さんに見せることに変わりはないので、規約に反する使い方です。くわしくはDAZNのミラーリングで店に流すのはNG?で解説しています。
- 今まで個人契約で流してしまっていました。どうすればいいですか?
-
まずは店で流すのをやめて、DAZN for BUSINESSに切り替えましょう。過去の扱いが気になる場合は、弁護士などの専門家に相談してください。
- 地上波で放送している試合なら流してもいいですか?
-
地上波やBSの放送を家庭用のテレビでそのまま映すことは、著作権法の規定により許諾なく行えると解説されるのが一般的です。ただし、DAZNのようなネット配信は扱いが異なります。
まとめ:スポーツバーでDAZNを流すなら、正規の契約で
スポーツバーで個人契約のDAZNを流すのは、利用規約に反する使い方です。
- 個人向けDAZNは個人的・非商業的な利用に限られるとされている
- リスクはアカウント停止、権利者からの請求、お店の信用の低下
- 違法配信の映像を店で流すのは、さらに問題が大きい
- 正規のDAZN for BUSINESSなら、堂々と告知して集客に使える
「バレたらどうしよう」と思いながら流すより、正規の契約で「今夜○○戦、放映します」と堂々と宣伝するほうが、お店のためになります。まずは公式サイトで料金と条件を確認してみてください。
参考:DAZN for BUSINESS 公式サイト/DAZN ヘルプ:商業施設での利用について/DAZN公式ヘルプ「DAZN For Businessにはどのような料金プランがありますか?」(2026年10月6日確認)/DAZN for BUSINESS 申し込みページ(導入事例・申し込みの流れ、2026年10月7日確認)/著作権法(e-Gov法令検索)
税込・月あたり・1日あたりの金額は、税別の金額から計算した参考値です。










