DAZNのミラーリングで店のテレビに流すのはNG?カラオケ・飲食店での著作権と正しい流し方

本記事はプロモーションを含みます。
「スマホのDAZNを、ミラーリングで店のテレビに映せば流せるよね?」
結論から言うと、個人で契約したDAZNを、ミラーリング(スマホの画面をテレビに映すこと)で店のテレビに流し、お客さんに見せるのは、利用規約に反する使い方です。映し方がミラーリングでも、Fire TV Stickでも、使っているのが個人向けの契約である限り同じです。
DAZNのヘルプでは、飲食店だけでなく、カラオケやネットカフェ、ホテルなどの商業施設でDAZNを使う場合も、商業用ライセンスの「DAZN for BUSINESS」が必要と案内されています。店で流すなら、DAZN for BUSINESSを契約しましょう。
この記事の結論
- 個人のDAZNをミラーリングで店のテレビに流すのは規約に反する使い方
- 問題は「映し方」ではなく「個人向けの契約を店で使うこと」
- カラオケ・ネットカフェ・ホテルも、商業施設として商業用ライセンスが必要とされている
- 店で流すならDAZN for BUSINESS(飲食店向けで年172,500円・税別から)
- テレビは10台まで、申し込みから最短1日で利用開始とされている
店主スマホからテレビに映すだけなら、店で契約してるわけじゃないし、グレーじゃないの?



映し方は関係ないんです。個人で契約したDAZNを、店でお客さんに見せている時点で、家で見る範囲を超えてしまいますよ。
DAZNのミラーリングで店に流すのがNGな理由
ミラーリングは、スマホやタブレットの画面を、そのままテレビに映す機能です。家で大きな画面で見るにはとても便利ですが、店で使うと問題になります。


問題は「映し方」ではなく「契約の種類」
個人向けのDAZNは、利用規約で個人的かつ非商業的な利用に限るとされています。ミラーリングで映しても、HDMIケーブルでつないでも、Fire TV Stickで見ても、使っているのが個人向けの契約なら、店でお客さんに見せることは「家で見る」範囲を超えてしまいます。
- 個人のスマホのDAZNを、ミラーリングで店のテレビに映す
- 個人のDAZNアカウントで、店のFire TV Stickにログインする
- 個人のタブレットを、カウンターに立てて試合を流す
どれも「個人向けの契約を、店でお客さんに見せるために使っている」点で同じです。ドコモのスマホとセットのDAZNも同じ考え方です(ドコモのDAZNは店で流せる?)。
商業施設では商業用ライセンスが必要とされている
DAZNのヘルプ「商業施設での利用について」では、飲食店、ネットカフェ、ホテル、カラオケ、ショッピングモール、スポーツ関連の店などの商業施設でDAZNを使う場合は、チェーンか個店かにかかわらず、商業用ライセンスのDAZN for BUSINESSが必要と案内されています。
DAZNのミラーリングと著作権の考え方
規約の問題に加えて、著作権の面でも考えておきたいことがあります。
スポーツ中継の映像は、著作権などの権利で守られています。著作権法では、著作物を公に上映する権利(上映権)は権利者にあるとされていて(第22条の2)、ネット配信の映像を営業としてお客さんに見せるには、権利者の許諾が必要になると考えられます。
個別の事情で判断が変わる部分なので、ここで断定はできません。気になる場合は、弁護士などの専門家に相談してください。ただ、「ミラーリングなら大丈夫」という考え方は通用しない、と押さえておきましょう。くわしいリスクはスポーツバーでDAZNを流すのは違法?で解説しています。
地上波やBSの放送を家庭用のテレビでそのまま映すことは、著作権法第38条第3項の規定により、許諾なく行えると解説されるのが一般的です。
一方で、DAZNのようなネット配信は「放送」とは扱いが異なり、まず配信サービスの規約に従う必要があります。
カラオケ店でのDAZNのミラーリングは?
「DAZN ミラーリング カラオケ」「まねきねこ」といった検索も多く見られます。カラオケ店でDAZNを見るケースは、立場によって考え方が変わります。
| 立場 | よくあるケース | 考え方 |
|---|---|---|
| カラオケ店(お店側) | 部屋のテレビでDAZNが見られるサービスを用意する | 商業施設として、商業用ライセンスが必要とされている |
| 利用するお客さん | 自分のスマホのDAZNを、部屋のテレビにミラーリングして見る | お店のルールと、DAZNの規約の両方を確認する |
お店がサービスとして試合を見られるようにするなら、DAZNのヘルプにあるとおり、商業用ライセンスが必要と考えられます。お客さんが自分のスマホを部屋のテレビにつなぐ場合は、お店側でミラーリングを認めているか、どの機能が使えるかが店ごとに違います。利用する前に、お店のルールを確認しましょう。


店でDAZNを正しく流す方法:DAZN for BUSINESS
店でお客さんにDAZNを見せるなら、DAZN for BUSINESSを契約します。ミラーリングではなく、テレビにつないだ対応デバイスで、店用のアカウントを使って流します。
必要なもの
- DAZN for BUSINESSの契約:法人・個人事業主が申し込める
- テレビ(モニター):1つの契約で10台まで映せる
- 対応デバイス:Fire TV Stickシリーズ、Chromecastシリーズなど。それ以外の機器なら、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)の新規購入が推奨されている
- ネット回線:試合中に止まらない速さが必要
スマホのミラーリングは、電話がかかってきたり通知が出たりすると画面が乱れることがあります。店で流すなら、テレビに直接つないだ対応デバイスで流すほうが安定します。
料金
| プラン | 年額(税別) | 税込・月あたり |
|---|---|---|
| 収容20名以下 | 172,500円 | 189,750円 月 約15,800円 |
| 収容21名以上 | 345,000円 | 379,500円 月 約31,600円 |
※DAZN公式ヘルプ(2026年10月6日確認)。税込・月あたりは、税別の金額から10%で計算した参考値です。
設置費用はなし。 自分で設定できるとされています。
12か月契約が必須。 申し込みから最短1日で利用開始とされています。
公開されている料金は「飲食店向け」。 カラオケなど他の業種は、条件を問い合わせてください。
1日あたりにすると約520円。客単価3,000円の店なら、試合目当てのお客さんが月に8人増えれば元が取れる計算です。くわしくはDAZN法人契約の料金で解説しています。
申し込みの流れ
業態や収容人数、テレビの台数を伝えます。カラオケ店などは、このときに条件を確認しましょう。
訪問または郵送でやりとりします。
対応デバイスでログインすれば、放映スタートです。
くわしい手順はDAZN法人契約の申し込み方法にまとめています。



スマホを毎回つなぐより、店用の機器に店用のアカウントを入れておくほうが楽だし、安心だね。



そうなんです。正規の契約なら、「DAZN放映中」と堂々と告知して集客にも使えますよ。
DAZN for BUSINESSにすると、集客にも使える
ミラーリングで隠れて流している限り、「試合を流しています」と宣伝はできません。正規の契約にすれば、店頭やSNSで堂々と告知して、集客に使えます。
DAZN for BUSINESSの申し込みページには、導入した店の声として次のような事例が載っています。
北海道のスポーツバー:コンサドーレ札幌の試合を配信する日は、客数が6〜7割増加
神奈川県のレストラン:クライマックスシリーズでは、通常の1.5倍の集客
東京都のスポーツバー:サッカー日本代表戦で、コロナの影響後はじめて満席に
店ごとの事例なので、同じ効果が出るとは限りません。それでも、試合が「お店に来る理由」になることはイメージしやすいはずです。ほかの事例はDAZN for BUSINESSの公式サイトでも紹介されています。


告知の例
店頭の黒板:本日 19:00〜 ○○ vs △△ DAZNで生中継!
SNS:今週の放映予定(Jリーグ、プロ野球、海外サッカー)を週のはじめに投稿
Googleマップ:お店の情報に「スポーツ観戦できます」と書いておく
集客の考え方はDAZN for BUSINESSの集客効果にまとめています。店で流す準備がまだなら、DAZN for BUSINESSの申し込みページから、まずは条件を確認してみましょう。
DAZNのミラーリングでよくある質問
- 店員が休憩中に、自分のスマホのDAZNをミラーリングして見るのはいいですか?
-
店員が個人として見るのは、個人的な利用の範囲と考えられます。ただし、お客さんに見える場所で流したり、集客に使ったりすると、商業的な利用にあたる可能性が高くなります。
- お客さんが自分のスマホを店のテレビにつないで見るのは?
-
お店のルールとDAZNの規約の両方を確認する必要があります。店として試合を見せるサービスにするなら、DAZN for BUSINESSを検討しましょう。
- カラオケ店でDAZNを流すにはどうすればいいですか?
-
DAZNのヘルプでは、カラオケも商業用ライセンスが必要な商業施設として挙げられています。公開されている料金は飲食店向けなので、条件を公式サイトから問い合わせてください。
- ミラーリングでDAZNが映らないのはなぜですか?
-
端末や機器の組み合わせによって、映らないことがあります。店で流すなら、ミラーリングではなく、Fire TV Stickなどの対応デバイスで直接流す方法が安定します。
まとめ:ミラーリングではなく、DAZN for BUSINESSで
個人のDAZNをミラーリングで店のテレビに流すのは、利用規約に反する使い方です。
- 問題は映し方ではなく、個人向けの契約を店で使うこと
- カラオケ・ネットカフェ・ホテルも、商業用ライセンスが必要とされている
- 著作権の面でも、営業としての上映には許諾が必要と考えられる
- DAZN for BUSINESSなら、対応デバイスで安定して流せて、堂々と告知できる
まずは公式サイトで、店の条件での料金を確認してみてください。
参考:DAZN for BUSINESS 公式サイト/DAZN ヘルプ:商業施設での利用について/著作権法(e-Gov法令検索)/DAZN公式ヘルプ「DAZN For Businessにはどのような料金プランがありますか?」(2026年10月6日確認)/DAZN for BUSINESS 申し込みページ(申し込みの流れ・必要環境、2026年10月7日確認)
税込・月あたりの金額は、税別の金額から計算した参考値です。










